【赤ちゃんの発達で進める離乳食】講座終わりました

あかね助産院の茜さんによる離乳食クラスを10月10日に開催しました!

食事はなぜ大切?

あなたは【どこで】・【誰と】・【どんな食事】をするのが好きですか?

大勢で囲む食事かもしれません。
大切な人とゆっくり景色も美しく、リッチに味わうお食事なのかもしれません。
外で味わうご飯。
お母さんに作ってもらったご飯。
もしかしたら、自分で作ったご飯なのかも。

人によって考え方は様々ですが、こんな食事が好きっていうのが皆さんにもあるはず。

そもそも食事とは、どうして大切なのでしょうか?
食事をただ生きる為、栄養の為だと捉えずに、
・私たちの身体を作る
・心の栄養として楽しむ
・コミュニケーションを大切にする
体も心も元気でいる為に、楽しく幸せな気持ちでいられるようにしたいですね。

離乳食って何のためにあるの?

では、離乳食はどうでしょう?
何の為に離乳食ってあると思いますか?

それは、
◎食習慣を身につける練習
◎栄養補給

のためです。

しっかりとした食習慣を身につけることは、元気に成長していくことに直結します。
離乳食期間は期間限定。長い人生の中で1年もありません。
だから、
✔ 何ヶ月だからこの量
✔ 何ヶ月だからこの離乳食を食べさせる
のような教科書通りではなく、

その子その子に合わせて進める

という事が重要です。

運動発達と口の動き

運動能力(はいはい、歩くなど)・口の発達は、獲得する順番は決まっています。例えば、寝返りできるようになる前にはいはいはできませんよね。運動能力と口の動きは連動して発達をしています。なのではいはいができる頃にはこんな固さのものが食べられるようになる、というようになっていきます。

すなわち、赤ちゃんの成長の段階を見ることで、初期の離乳食なのか、中期の離乳食なのか、後期の離乳食なのか、完了期なのかが判断できます。

離乳食がうまく進まないときは

ここまで来たら、離乳食がうまくいかなくて悩んでいる方は何が原因なのか分かってきたと思います。

いつに何をあげるか。マニュアル通りにしてしまいたくなるのですが、赤ちゃんの成長に合わせて離乳食を進めていくことが理にかなった進め方なんです。マニュアルにとらわれないことは、作り手のお母さんの気持ちはずいぶん楽になると思います。

赤ちゃんや子どもが『食べるの楽しい』と思える環境作りも大切です。
集中できる環境や、食べさせる姿勢、スプーンやコップ、ストローの使い方を見直す事も大切なのですが、コミュニケーションを取りながら旬のものを一緒に頂いていきましょう!

必死になって食べさせてると、イライラしたり悲しくなってしまい、食べる楽しさは伝わらないのかもしれません。

離乳食の意味

あなたが楽しいと思える食卓とはどんなものなのでしょう?
それはきっと赤ちゃんや子どもも同じハズ。

そして忘れないで下さい。
『離乳食とは?』という事を。

「食べない」と悩む時期は一生は続きません。
食事の楽しさを知る大切な時期が離乳食です。食べる練習をする大切な期間は、量よりも『どのようにして食べるか』が最も大切です。

失敗してもいいし、戻って休んだっていい。
あなたと目の前の赤ちゃんや子どもたちのペースで、皆さんが子どもに身につけてほしい食習慣を目指してみて下さい。

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